クリエイター集団としての H△G の新たな一面を垣間見たライブだった

音楽

先日3/23、 恵比寿CreAtoで行なわれた H△G ワンマンライブ「銀河鉄道の夜を越えて」× 声劇「月とライカと吸血姫 (星町編)」に足を運んできた。
そして、ボーカル(Chiho)+ コンポーザー & クリエイター集団 = H△G(ハグ)の新たな一面を垣間見てきた。

「青春期の”葛藤”や”胸の痛み”そしてその”蒼さ”を言葉やサウンド、デザインで表現すること」をコンセプトとしたクリエイター集団。
ボーカルのChihoを中心に、サウンドコンポーザー、 ミュージシャン、レコーディングエンジニア、 デザイナーによって構成。
2017年7月26日に徳間ジャパンコミュニケーションズよりメジャーデビュー。

最初に楽曲を聴いたのは、2012年夏に旧所属レーベルからリリースされたコンピだったと思う。
どこか懐かしく、そして、切なさを感じさせる楽曲を、ボーカルChihoが少し無機質に、それなのに感情豊かに歌い上げる。
彼らの楽曲を聴いていると、自分がまるで高校時代に引き戻されたような錯覚に陥る。

【公式】H△G ワンマンライブ「銀河鉄道の夜を越えて」× 声劇「月とライカと吸血姫」星町編

今回は、声劇との組み合わせということで、どんなステージになるか楽しみにして、会場に向かった。
開場前、歩道には長い列ができ、フロアには少し窮屈なほど観客が詰めかけていた。
男女比は7対3くらいか。年齢層は幅広く10代から50代60代と思われる方も。

声劇パート「月とライカと吸血姫」の脚本を担当したライトノベル作家の牧野圭祐さんのnoteにもあるが、

声劇『月とライカと吸血姫』の作り方【H△Gワンマンライブ『銀河鉄道の夜を越えて』】|牧野圭祐|note
3月23日 (土) 東京 恵比寿 CreAtoで開催されたイベント、その声劇をどうやって作ったかという話です。(ヘッダー画像はリハのもの) 今回は公演一箇所、一夜限りということで来られなかった人も多いでしょうし、備忘録を兼ねて書き残しておきます。 【イベント内容は?】 ライトノベル『月とライカと吸血姫』とクリエ...

小説×音楽のコラボレーションという企画であった。
生バンド演奏がある朗読劇で、H△Gの楽曲をモチーフにして、ライトノベル「月とライカ」のスピンアウト的なストーリーを展開。
朗読の間に演奏が入る、いや、演奏の間に朗読が入る、そんな構成であった。

台詞には、楽曲の歌詞がところどころに散りばめてあり、ニヤリとする場面があったり、ボーカルのChihoさんに台詞があったりと、ファンには嬉しいところも随所に見られた。
H△Gの世界観をより表現する演出としての声劇であった。
もちろん、音楽ばかりではなく、伊達朱里紗さん、天海由梨奈さんの朗読パートは、それだけで1つの作品になるもので、ライブ「+」朗読ではなく、ライブ「×」朗読となり、相乗効果となっていた。
ムービングライトやLEDビジョンを使った演出も効果的であった。

会場には、H△Gのファンだけでなく、声優さんや原作のファンの方もいて、音楽ファンは朗読劇の面白さを、声優さんや原作のファンはH△Gの良さを感じたのではないだろうか。
これが一夜限りとは、なんとももったいないと思いながら、会場を後にした。

これを1つのパッケージして、ロングラン公演もできるし、朗読パートのストーリーを変えればバリエーションも増やせる、そんな枠組みであった。
音楽をクリエイティブするだけでなく、さらに広く、H△Gというジャンルを構築していく、そんなクリエイター集団になる、そんなことを感じたのだった。

H△G ワンマンライブ「銀河鉄道の夜を越えて」× 声劇「月とライカと吸血姫 (星町編)」2019年3月23日 恵比寿CreAto

コメント